北海道北広島市の「北海道ボールパークFビレッジ」にある、クラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」へ行ってきました。
場所は北海道日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールドHOKKAIDOのセンターバックスクリーン付近です。球場内で醸造したクラフトビールを、フィールドを眺めながら味わえるという、ビール好きには気になる店です。
今回訪れたのは2026年9月18日。野球観戦が目的ではなく、札幌滞在中の空き時間を使って立ち寄りました。行きは予定していた交通手段に間に合わず、札幌コンベンションセンターからタクシーを利用。帰りはFビレッジから新札幌駅行きのシャトルバスに乗りました。
結論から言うと、試合のない日でも球場の雰囲気とクラフトビールを楽しめる、わざわざ足を運ぶ価値のある場所でした。

「そらとしば by よなよなエール」とは
「そらとしば」は、「よなよなエール」で知られるヤッホーブルーイングが手がけるクラフトビール醸造レストランです。
公式サイトでは、エスコンフィールドのセンターバックスクリーンに位置する「世界初のフィールドが一望できるクラフトビール醸造レストラン」と紹介されています。店内から見える大きな醸造タンクは、この店ならではの光景です。
代表的なビールは「そらとしば Play Ball! Ale」。ビアスタイルはセッションIPAで、爽やかな柑橘とホップの香り、軽快な飲み口が特徴とされています。アルコール度数は4.5%で、上富良野産ホップも一部使われています。


行きはタクシー、帰りは新札幌駅行きのバスを利用
当初は公共交通機関で向かう予定でしたが、時間に間に合わなくなったため、行きは札幌コンベンションセンターからタクシーを利用しました。
所要時間は約40分、料金は7,360円でした。時間を優先した結果とはいえ、1人で利用するにはかなり大きな出費です。所要時間や料金は道路の混雑状況によって変わるため、今回の金額は一例として考えてください。
帰りは、Fビレッジから新札幌駅行きのシャトルバスを利用しました。運賃は大人600円で、25分弱で新札幌駅に到着しました。乗り換えなしで移動でき、タクシーと比べると費用も大幅に抑えられます。
利用したのは14時発の便です。待ち時間はなく、車内もまったく混雑していませんでした。試合のない日だったこともあり、落ち着いて移動できました。
公式案内では、新札幌駅側の乗降場所は「新札幌駅交通広場専用乗り場」です。試合がない日にも運行されていますが、試合日と試合がない日では運行時間や本数が異なります。特に滞在時間が限られている場合は、往路だけでなく帰りの時刻も先に確認しておくことをおすすめします。
なお、北海道ボールパークFビレッジは365日オープンしており、試合のない日は原則としてエスコンフィールドの外野エリアへ無料で入れます。有料イベントの開催日などは扱いが変わる場合があるため、営業カレンダーの確認をおすすめします。
タクシーを降りてから「そらとしば」までかなり迷った
タクシーで到着すれば、すぐに店へ行けると思っていました。しかし、実際にはタクシーを降りてからエスコンフィールドへ入るまでにかなり手間取りました。
タクシーはFビレッジのバス停付近まで入れなかったようで、バス停の少し手前で降ろされました。私は「G4 Coca-Cola GATE」から入りましたが、ここが「そらとしば」の最寄りというわけではありません。公式の1階施設マップでは、店はセンターバックスクリーン後方にあり、「TOWER 11 GATE」または「リポビタンGATE」の方が近い位置にあります。地図上ではTOWER 11 GATEがやや近く見えますが、利用できる入口は日によって異なる可能性があるため、訪問前に公式の入場ゲート案内を確認するのが確実です。
さらに、球場内に入ったあと、先に上階にある「そらとしば」の売り場へ行ってしまいました。その売り場が閉まっていたため、一時は「今日は営業していないのでは」と思いましたが、目的の醸造レストランは別の場所で営業していました。
醸造タンクのあるレストランを利用したい場合は、上階のビアスタンドではなく、センターバックスクリーン付近の1階レストランを目指してください。「そらとしば」という名称の売り場が複数あるため、初めて行く人は間違えやすい点だと思います。
球場の中に本格的な醸造設備
店内に入ると、まず目に入るのがガラス越しに並ぶ大きな醸造タンクです。単に「球場でクラフトビールを売っている店」ではなく、実際にビールを造るブルワリーがレストランと一体になっています。
黒やグレーを基調にした店内に、赤やオレンジ色の椅子が並び、壁には北海道と野球を題材にした大きなイラストも描かれていました。テレビでは野球中継が流れており、試合のない日でもボールパークらしい雰囲気を味わえます。
私が訪れた13時ごろは混み合っておらず、席には余裕がありました。店内の席とルーフトップ席があり、この日は試合のない日だったため、座る場所には困りませんでした。ただし、試合日には状況が大きく変わると思われます。


クラフトビールは510mlを注文
訪問時のメニューでは、「そらとしば Play Ball! Ale」「2026年限定 もくもくホワイト」「そらとしば シーズナル」が、420ml・900円、510ml・1,100円で販売されていました。
そのほかに「よなよなエール」や「水曜日のネコ」などもあり、クラフトビールの飲み比べを楽しめる内容でした。ビールの種類や期間限定商品は入れ替わるため、写真のメニューと現在の内容が同じとは限りません。
カウンターには複数のビールタップが並び、注文を受けてから目の前で注いでもらえます。球場で造られたビールを、球場内でそのまま飲むという体験には特別感がありました。
今回注文したのは「そらとしば Play Ball! Ale」の510mlです。訪問時の価格は1,100円でした。セッションIPAということもあり、私にはIPAらしい苦みがしっかり感じられました。ヤッホーブルーイングの商品で例えるなら、「インドの青鬼」に近い方向の味という印象です。あくまで個人的な感想ですが、苦みのあるビールが好きな人に向きそうです。


炙りスモークサバサンドは食べ応えのある一品
食事には「炙りスモークサバサンド」を選びました。訪問時の価格は1,400円です。
細長いパンに大きりスモークサバサンドは食べ応えのある一なサバが挟まれ、輪切りのレモンが添えられた、見た目にもインパクトのある一品でした。軽い昼食も兼ねられるボリュームです。
ただ、実際に食べてみると喉が乾きやすく、個人的にはビールよりも甘めの飲み物の方が合うように感じました。クラフトビールと一緒に食べるなら、別の料理を選ぶのもよいかもしれません。

ルーフトップから球場を眺められる
「そらとしば」には、階段を上がった先にルーフトップ席もあります。人工芝の上に青と緑のベンチが置かれ、テーブル席も用意されていました。
球場の開放感を味わいながらビールを飲めるのは、この店の大きな魅力です。天候のよい日なら、店内とは違った雰囲気を楽しめます。
試合のない日の訪問では、店内・ルーフトップともに席には余裕がありました。天候や混雑状況に合わせて選べるのは便利です。


球場内にはビアスタンドもある
レストランのほか、球場内のSECTION 407付近には「そらとしば BEER STAND」もありました。試合観戦中に手早くビールを買いたい人には、こちらが便利そうです。
一方、醸造タンクや店内の雰囲気、食事、ルーフトップまで楽しみたいなら、初めての訪問ではレストランの方がおすすめです。

支払いは原則キャッシュレス
エスコンフィールドHOKKAIDO内では、飲食やグッズの購入に原則として現金を使えません。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、利用できるキャッシュレス決済を準備しておきましょう。
バスでは現金を使える場合がありますが、球場内の支払いとは扱いが異なります。
また、トイレについても特に困ることはありませんでした。飲食店で510mlのビールを飲む場合でも、トイレの場所に大きな不安は感じませんでした。
実際に行って感じた「そらとしば」のよかった点
・試合のない日でもエスコンフィールドに入り、球場の雰囲気を味わえる
・球場内に本格的な醸造設備があり、見ているだけでも楽しめる
・ここならではのクラフトビールを飲める
・食事メニューもあり、昼食を兼ねて立ち寄れる
・帰りは新札幌駅まで直通バスで25分弱と、移動が分かりやすい
一方で、訪問時のメニューでは510mlの「そらとしば」各種が1,100円、炙りスモークサバサンドが1,400円で、合計2,500円になります。一般的な昼食よりは高めですが、球場内の醸造所でクラフトビールを味わう「体験込みの価格」と考える必要がありそうです。
まとめ|野球観戦がなくても訪れる価値あり
そらとしば by よなよなエール」は、ファイターズの試合を見る人だけの店ではありません。
試合のない日なら比較的落ち着いて店内や醸造設備を見られ、球場の開放感とクラフトビールをゆっくり楽しめます。今回のように約1時間の滞在でも、Fビレッジらしさを十分に感じられました。
Fビレッジから新札幌駅までは直通シャトルバスで25分弱でした。札幌旅行の途中で少し変わった場所へ行きたい人や、よなよなエールなどのクラフトビールが好きな人には、立ち寄り先の一つとしておすすめです。
ただし、札幌市内からタクシーを使うと、今回のように7,000円を超える場合があります。限られた時間で訪れる場合も、できれば事前にバスやJRの時刻を確認しておいた方がよいでしょう。
また、試合日と試合のない日では入場方法、営業時間、バスの運行、混雑状況が変わります。訪問前には必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

