2026年8月12日から15日まで、城崎温泉、有馬温泉、りんくうタウンを巡る3泊4日の旅行に出かけました。
当初は3日間用で1万円の青春18きっぷを使い、2泊3日で帰る予定でした。
ところが、3日目にりんくうタウンで「よなよなビアライズ」を訪問した後、さらに普通列車で3時間半ほどかけて名古屋まで帰るのは、かなり負担が大きいと感じました。
そこで、りんくうタウンにある「OMO関西空港 by 星野リゾート」にもう1泊し、旅行を3泊4日に変更しました。
日程を変更したうえで運賃を計算し直すと、青春18きっぷを使わず、普通乗車券を区間ごとに購入しても、費用はほとんど変わりません。
今回は、青春18きっぷをやめて普通乗車券を選んだ理由と、南大高から城崎温泉、有馬温泉、りんくうタウンを巡った4日間の行程を紹介します。
※交通費は、すべて大人1人分、2026年8月時点の金額です。
青春18きっぷの旅行は何度も経験済み
私はこれまで、青春18きっぷを使った旅行を何度も経験しています。
青春18きっぷが現在の「3日間用1万円」というルールに変更されてからも、実際に利用しています。
そのため、今回の行程は、青春18きっぷを本格的に使う旅行として考えれば、かなりゆっくりした計画だったと思います。
ただし、今回は暑い時期の旅行です。乗り換え時間やトイレの位置、荷物を持っての移動なども考えて、あえて余裕を持たせました。
実際に今回乗ったJRの列車には、すべてトイレが付いていました。この点は、長時間普通列車に乗るうえで安心材料になりました。
1日目 南大高から普通列車で城崎温泉へ
初日は、南大高駅を午前7時6分に出発しました。
主な行程は次のとおりです。
- 南大高 7時06分発
- 金山 7時20分着・7時25分発
- 大垣 8時05分着・8時09分発
- 米原 8時44分着・9時01分発
- 京都 10時07分着・10時27分発
- 園部 11時11分着・11時46分発
- 城崎温泉 14時35分着
南大高から城崎温泉まで、特急列車を使わず、普通・快速列車を乗り継ぎました。
南大高から城崎温泉までの普通運賃は5,500円でした。
この乗車券は営業キロが200キロを超えるため、有効期間は3日間あります。また、経路上の駅では、後戻りしない限り途中下車できます。
今回は初日のうちに城崎温泉まで移動しましたが、途中の京都などで改札の外へ出て、観光や食事をすることも可能です。
普通乗車券には、必要に応じて特急券を買い足し、特急列車へ変更しやすいというメリットもあります。
青春18きっぷでは特急料金だけを追加して特急列車に乗ることはできません。遅延や疲労などで予定を変更する可能性を考えると、普通乗車券のほうが柔軟に対応できます。
午後2時35分に城崎温泉駅へ到着し、この日は城崎温泉の「深山」に宿泊しました。
また、当初は大阪の「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」で購入する予定だった「だしが良くでる宗田節」を、城崎温泉で購入できました。
このため、3日目に予定していた「とさとさ」への立ち寄りは取りやめました。
城崎温泉での外湯巡りや宿泊の様子については、別の記事で詳しく紹介します。
2日目 城崎温泉から有馬温泉へ
2日目は、午前9時53分に城崎温泉駅を出発しました。
- 城崎温泉 9時53分発
- 豊岡 10時05分着・10時16分発
- 福知山 11時39分着・12時03分発
- 篠山口 13時10分着・13時19分発
- 三田 13時54分着・14時08分発
- 有馬口 14時28分着・14時34分発
- 有馬温泉 14時37分着
城崎温泉から三田までの普通運賃は、通しで購入すると2,640円です。
今回は、乗車券を次の3区間に分けて購入しました。
| 区間 | 運賃 |
|---|---|
| 城崎温泉―福知山 | 1,170円 |
| 福知山―篠山口 | 860円 |
| 篠山口―三田 | 420円 |
| 合計 | 2,450円 |
通しで購入した場合の2,640円に対し、分割購入では2,450円となり、190円安くなりました。
鉄道運賃は、距離に応じて常に同じ割合で高くなるわけではありません。距離ごとの運賃区分があるため、乗車券を分けて購入したほうが安くなる場合があります。
三田駅からは、青春18きっぷでは利用できない神戸電鉄に乗り換えました。
三田から有馬温泉までの運賃は560円。午後2時37分に有馬温泉駅へ到着し、この日は「有馬温泉ソサエティ」に宿泊しました。
有馬温泉では、次の3か所に立ち寄りました。
- 竹中肉店
- ARIMA BREWERY
- 湯の花堂本舗 太閤通り店
湯の花堂本舗では、焼き上げてから5秒以内の「生炭酸せんべい」を食べました。
有馬温泉での外湯や街歩きについても、別の記事で詳しく紹介する予定です。
3日目 有馬温泉から高速バスで大阪梅田へ
青春18きっぷを使う場合は、有馬温泉から神戸電鉄で三田駅へ戻り、三田からJRでりんくうタウンへ向かう予定でした。
この場合の運賃は、
- 有馬温泉―三田:560円
- 三田―りんくうタウン:1,800円
- 合計:2,360円
です。
しかし、実際には有馬温泉から大阪梅田まで、午前10時25分発の特急ノンストップバスを利用しました。
所要時間は約50分と案内されていましたが、この日は道路が渋滞しており、阪急三番街に到着したのは午前11時25分ごろ。予定より10分ほど余計にかかりました。
このバスにはトイレがありません。
通常なら約50分の移動ですが、渋滞すれば乗車時間が延びる可能性があります。トイレが気になる人は、乗車前に済ませておいたほうがよいと思います。
高速バスの運賃は1,400円でした。
大阪梅田に到着した後は、当初予定していた「SUPER LOCAL SHOP とさとさ」には行かず、ホワイティうめだにある「YEBISU BAR」で軽く一杯飲みました。
宿泊先の朝食バイキングでお腹がいっぱいだったため、しっかりとした昼食は取りませんでした。
その後、大阪駅を午後0時23分に出発。JRでりんくうタウンへ向かい、午後1時24分に到着しました。大阪からりんくうタウンまでの運賃は1,000円です。
この日の交通費は、
- 有馬温泉―大阪梅田:1,400円
- 大阪―りんくうタウン:1,000円
- 合計:2,400円
でした。
三田経由の2,360円と比べると、差額はわずか40円です。
40円多く支払うだけで、有馬温泉から大阪梅田まで乗り換えなしで移動できました。三田へ戻る必要がなく、梅田で休憩もできたことを考えると、高速バスを選んだメリットは大きかったと思います。
よなよなビアライズ参加後はOMO関西空港へ
りんくうタウンでは、「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」へ行きました。
入場人数が制限されていたため、予約していた午後3時30分の枠から入場しました。イベントに参加したというより、施設内で珍しいクラフトビールを飲んだり、醸造所で造られた「よなよなエール」を自分で注いだりして楽しめる施設です。
当初はその日のうちに普通列車を乗り継いで名古屋まで帰る計画でした。しかし、ビールを楽しんだ後に、さらに3時間半ほど普通列車に乗るのは負担が大きいと考え、「OMO関西空港 by 星野リゾート」に宿泊することにしました。
宿泊料金はツインルーム利用で1人7,300円。朝食料金2,500円を加えて、1人9,800円でした。
お盆の時期でありながら、この金額で星野リゾート系列のホテルに宿泊できたのは、かなりお得だったと感じています。
帰宅を1日延ばしたことで、よなよなビアライズで飲んだ後に、長時間の普通列車移動をする必要もなくなりました。
よなよなビアライズとOMO関西空港については、それぞれ別の記事で詳しく紹介します。
4日目 難波で道頓堀ビールを飲み、「ひのとり」で名古屋へ
最終日は、ホテルのチェックアウト時間である午前11時近くまで滞在しました。
りんくうタウン駅を午前11時16分に出発し、なんばには午前11時57分に到着。運賃は820円でした。
近鉄大阪難波駅の改札内にある「道頓堀麦酒スタンド」で、道頓堀ビールを軽く一杯飲みました。
一緒に注文したのは、紅生姜の串カツと、期間限定メニューの泉州水ナス漬けです。
紅生姜は串カツでしたが、水ナスは揚げ物ではなく、名前のとおり漬物に近い一品でした。ひのとりに乗る前の軽い昼食として、ちょうどよい量でした。
午後1時発の近鉄特急「ひのとり」に乗車し、午後3時05分に近鉄名古屋駅へ到着しました。
大阪難波から近鉄名古屋までの正規の普通運賃は2,860円ですが、今回は株主優待乗車券を1,850円で購入しました。
これに、利用したひのとりの特急料金など2,830円を加え、大阪難波から近鉄名古屋までの費用は合計4,680円です。
名古屋駅を午後3時18分に出発し、午後3時35分に南大高駅へ戻りました。名古屋から南大高までの運賃は250円です。
最終日の交通費は次のとおりです。
| 区間・内容 | 金額 |
|---|---|
| りんくうタウン―なんば | 820円 |
| 株主優待乗車券 | 1,850円 |
| ひのとりの特急料金など | 2,830円 |
| 名古屋―南大高 | 250円 |
| 合計 | 5,750円 |
なお、ひのとりのレギュラー車両を利用する場合は、料金が700円安くなります。
4日間の交通費は合計1万6,660円
今回の交通費を日ごとにまとめると、次のようになりました。
| 日程 | 主な移動 | 交通費 |
|---|---|---|
| 1日目 | 南大高―城崎温泉 | 5,500円 |
| 2日目 | 城崎温泉―有馬温泉 | 3,010円 |
| 3日目 | 有馬温泉―大阪梅田―りんくうタウン | 2,400円 |
| 4日目 | りんくうタウン―大阪難波―名古屋―南大高 | 5,750円 |
| 合計 | 16,660円 |
この金額には、宿泊費、飲食代、温泉の入浴料、よなよなビアライズの参加費などは含まれていません。
青春18きっぷを使った場合と比較
青春18きっぷを使う場合は、3日目に有馬温泉から三田へ戻り、三田からJRでりんくうタウンへ向かう予定でした。
このルートを普通乗車券で移動した場合、JR区間の運賃は次のとおりです。
| JR区間 | 普通運賃 |
|---|---|
| 南大高―城崎温泉 | 5,500円 |
| 城崎温泉―三田(分割購入) | 2,450円 |
| 三田―りんくうタウン | 1,800円 |
| 合計 | 9,750円 |
3日間用の青春18きっぷは1万円なので、JRの普通乗車券を分けて購入したほうが250円安くなります。
青春18きっぷを使った場合も、三田―有馬温泉間の神戸電鉄は別料金です。
- 青春18きっぷ:10,000円
- 三田―有馬温泉:560円
- 有馬温泉―三田:560円
- 合計:11,120円
一方、実際に利用した1日目から3日目までの交通費は10,910円でした。
差額は210円とわずかですが、実際のルートのほうが安く、有馬温泉から大阪梅田まで乗り換えなしで移動できました。
青春18きっぷが必ず最安になるとは限らない
青春18きっぷは、普通・快速列車を使って長距離を移動する旅行では便利なきっぷです。
ただし、3日間用を買えば必ず得になるわけではありません。
今回は、
- 普通乗車券を分割すると運賃が安くなった
- 有馬温泉から大阪梅田まで直通バスを利用できた
- りんくうタウンに宿泊し、3日目の長時間移動を避けられた
- 最終日は株主優待乗車券と近鉄特急を利用できた
- 普通乗車券なら、必要に応じて特急列車へ変更しやすい
という条件が重なりました。
金額差は大きくありません。それでも、青春18きっぷより少し安く、乗り換えや移動の負担を減らせたことには意味がありました。
旅行では、きっぷの値段だけでなく、乗車時間、乗り換え回数、トイレの有無、荷物、暑さ、体調、翌日の予定なども含めて考える必要があります。
今回は当初の計画にこだわらず、りんくうタウンでもう1泊することにしました。
無理に長時間移動せず、最後まで余裕を持って旅行を楽しめたことが、予定を変更した一番のメリットだったと思います。


