名古屋~福山は直通のぞみが楽?往復で「のぞみ+さくら」も使って分かった座席と乗り換えの違い

名古屋から福山へ新幹線で行く場合、「福山まで直通ののぞみに乗るか」「岡山でさくらに乗り換えるか」で少し迷います。

今回、私は当初、

名古屋→岡山を「のぞみ」
岡山→福山を「さくら」

で移動するつもりでした。

理由は、「さくら」の普通車指定席に乗ってみたかったからです。

N700系8両編成の「みずほ・さくら」は、普通車指定席の4~8号車が2列+2列。

一般的なのぞみ普通車の2列+3列と比べると、ゆったりしています。

ところが、希望していた「さくら」の指定席は満席。

そこで行きは予定を変更し、名古屋から福山まで直通する「のぞみ」を利用しました。

帰りは逆に、

福山→岡山を「さくら」自由席
岡山→名古屋を「のぞみ」指定席

で移動しました。

結果として、直通のぞみと、岡山でさくらに乗り換えるパターンの両方を経験することができました。

今回は、座席、乗り換え、料金、そして実際の移動のしやすさまで含めて比べてみます。

行きは名古屋15時10分発、福山17時03分着

行きは日曜日。

名古屋を15時10分に出発し、福山には17時03分に到着する「のぞみ」を利用しました。

所要時間は1時間53分。

座席は6号車6Dです。

私は新幹線では通路側を選ぶことが多いため、今回もD席にしました。

名古屋で乗ってしまえば、あとは福山まで乗り換えなし。

実際に移動してみると、これがやはり楽でした。

岡山が近づいてきても荷物をまとめる必要はありません。

そのまま座っていれば福山まで行けます。

本当は岡山で「さくら」に乗り換える予定だった

当初は、名古屋から岡山まで「のぞみ」に乗り、岡山から「さくら」に乗り換えるつもりでした。

理由は、さくらの2列+2列の指定席です。

一般的なのぞみ普通車は、

ABCの3席+DEの2席

という2列+3列。

一方、N700系8両編成の「みずほ・さくら」は、4~8号車の普通車指定席が2列+2列です。

一人で乗る場合でも、3人掛けの真ん中にあたるB席がないのは魅力です。

せっかく岡山から福山まで「さくら」が走っているなら、一度乗ってみようと思っていました。

ところが、希望した「さくら」の指定席は満席。

結局、岡山で乗り換えるのをやめ、福山まで直通する「のぞみ」に変更しました。

料金差はわずか210円

今回の条件で料金を調べると、

  • 名古屋→福山 直通のぞみ指定席:13,040円
  • 名古屋→岡山「のぞみ」+岡山→福山「さくら」指定席:12,830円

でした。

差額は210円です。

つまり、直通のぞみの方が210円高いことになります。

ただ、逆に考えれば、

「210円で岡山の乗り換えをなくせる」

とも言えます。

今回利用した日はJRの繁忙期にあたり、指定席料金は通常期より高い設定でした。

そのため、別の日に利用すれば実際の金額は変わる場合があります。

それでも今回の同じ条件で比べれば、直通のぞみと岡山乗り換えの差は210円でした。

私なら、この程度の差なら直通を選ぶ価値は十分あると思います。

帰りは福山9時57分発の「さくら」

帰りは、行きとは違うルートを選びました。

福山9時57分発。

岡山10時13分着。

福山から岡山までは「さくら」の自由席を利用しました。

乗車時間はわずか16分です。

今回は1号車に乗りました。

本当は帰りも「さくら」の指定席に乗ってみたかったのですが、今回も指定席は空いていませんでした。

「さくら」自由席は2列+3列だった

実際に1号車へ乗ってみると、座席は

ABCの3席+DEの2席

つまり2列+3列でした。

ここは少し注意が必要です。

「さくら=2列+2列」と思っている方もいるかもしれませんが、自由席まで2列+2列ではありません。

今回利用した1号車自由席は、一般的なのぞみ普通車と同じ2列+3列でした。

つまり、

「2列+2列の快適さを目的にさくらを選ぶなら、指定席を確保することが重要」

ということです。

今回、実際に自由席へ乗ってみたことで、この違いがよく分かりました。

福山から乗った時点では自由席に余裕あり

福山から1号車へ乗った時点では、立っている人はいませんでした。

満席という感じでもなく、3人掛けの中央にあたるB席はまあまあ空いていました。

福山から岡山までは16分。

この程度の乗車時間なら、今回のような混雑状況であれば自由席でも十分だと感じました。

もちろん、これは今回乗った列車での状況です。

曜日や時間帯によって混雑状況は変わります。

岡山の乗り換え時間はわずか7分

今回、帰りで一番印象に残ったのが岡山での乗り換えでした。

さくらは岡山に10時13分着。

次の名古屋方面の「のぞみ」は10時20分発。

乗り換え時間は7分です。

7分あれば大丈夫だろうと思っていました。

ところが今回は、

さくら=1号車
のぞみ=16号車

でした。

ほぼ車両の端から端への移動です。

実際には、さくらを降りてホームを歩いているだけで、もう次の列車の発車時間が近づいてきました。

「岡山でちょっとトイレへ」

「飲み物を買ってから乗ろう」

という余裕は、ほとんどありません。

今回は問題なく乗り換えられましたが、7分乗り換えは、乗る号車によって体感がかなり変わると感じました。

短時間乗り換えでは号車まで確認した方がいい

今回の経験から、岡山などで短時間乗り換えをする場合は、

「前の列車の何号車から、次の列車の何号車へ移動するのか」

まで見ておいた方がいいと思います。

特に、

  • 荷物が多い
  • 歩くのが速くない
  • トイレに寄りたい
  • 乗り換えに慣れていない

という人には重要です。

時刻表では「乗り換え7分」としか表示されません。

でも実際には、1号車から16号車へ歩く7分と、近い号車同士を乗り換える7分ではかなり違います。

これは実際に乗ってみて初めて分かったことでした。

岡山10時20分発、名古屋11時55分着

岡山からは10時20分発の「のぞみ」。

名古屋には11時55分到着でした。

この区間は指定席を利用しました。

岡山から名古屋までは1時間35分あるので、ここは自由席ではなく指定席にしておいて良かったと思います。

帰りの料金は12,830円

帰りの料金も整理してみます。

福山から名古屋まで全区間を自由席で利用する場合は11,770円。

今回は、

福山→岡山 さくら自由席
岡山→名古屋 のぞみ指定席

としたため、岡山から名古屋を指定席にする分として1,060円追加。

合計は、

11,770円+1,060円=12,830円

となりました。

結果的に、行きに考えていた「のぞみ+さくら指定席」の12,830円と同額になりました。

今回の移動を整理すると

行き

  • 名古屋15:10発
  • 福山17:03着
  • のぞみ指定席
  • 6号車6D
  • 乗り換えなし
  • 料金13,040円

帰り

  • 福山9:57発
  • 岡山10:13着
  • さくら自由席1号車
  • 岡山で7分乗り換え
  • 岡山10:20発
  • 名古屋11:55着
  • のぞみ指定席16号車
  • 料金12,830円

「さくら指定席」に乗るために岡山で乗り換える価値は?

ここが今回、一番考えたところです。

私の結論は、

「2列+2列のさくら指定席が確保できているなら、岡山で乗り換える価値はある」

と思います。

一方で、

「さくら自由席しか利用できないのであれば、福山まで直通するのぞみがあるなら、無理に乗り換えるメリットは小さい」

と感じました。

今回乗ったさくら自由席は2列+3列。

のぞみ普通車と同じ座席配置でした。

それに対して岡山では7分乗り換え。

しかも1号車から16号車まで歩くことになりました。

それなら、210円多く払ってでも名古屋から福山まで座ったまま行ける「直通のぞみ」の方が、私には楽です。

ただし福山に停まらない「のぞみ」もある

もちろん、いつでも直通のぞみを選べるとは限りません。

「のぞみ」には、福山に停車する列車と通過する列車があります。

自分が乗りたい時間帯に福山停車ののぞみがなければ、

岡山まで「のぞみ」
岡山から「さくら」

という乗り方は有力な選択肢になります。

今回の帰りも、自分の希望する時間との兼ね合いから、福山からまず「さくら」で岡山まで出ました。

つまり、

「直通が一番楽でも、時間によっては乗り換えの方が使いやすい」

ということです。

50代の旅行では「乗り換えなし」も立派な価値

今回改めて感じたのは、移動では「何分早い」「何円安い」だけが便利さではないということです。

行きの直通のぞみは、

名古屋で乗る。
福山で降りる。

基本的にはこれだけです。

一方、帰りは岡山で7分乗り換え。

しかも1号車から16号車まで歩くことになりました。

もちろん、乗り換えそのものは問題なくできます。

ただ、荷物があったり、旅行中で疲れていたりすれば、こうした小さな移動が意外に負担になります。

50代の旅行では、

「少しでも安く」だけでなく「いかに疲れず移動するか」

という視点も大切だと思います。

今回の210円差なら、私は「乗り換えなし」に210円払う選択も十分ありだと思いました。

トイレが気になる人にも直通は安心

私は新幹線に乗る際、できるだけ通路側を選び、トイレの位置も気にしています。

その立場から考えても、直通列車にはメリットがあります。

今回の岡山乗り換えは7分。

しかも1号車から16号車まで移動したため、途中でトイレへ寄るような余裕はほとんどありませんでした。

トイレが気になる人なら、

「乗り換え駅で行けばいい」

と考えない方が安心です。

短時間乗り換えの場合は、

  • 乗り換え前の列車で済ませる
  • 次の列車に乗ってから利用する
  • できれば乗り換え先に近い号車を選ぶ

といった準備をしておくと安心です。

結論|210円差なら私は直通のぞみを選びたい

今回の往復で、私なりの結論はかなりはっきりしました。

直通のぞみが向いている人

  • 乗り換えをしたくない
  • 荷物がある
  • できるだけ疲れず移動したい
  • トイレや乗り換え時間を気にせず移動したい
  • 都合のいい時間に福山停車ののぞみがある

岡山乗り換えの「さくら指定席」が向いている人

  • 2列+2列の座席を利用したい
  • 座席の快適さを重視したい
  • 岡山での乗り換えが苦にならない
  • さくら指定席を事前に確保できる

「さくら自由席」を利用する場合

今回乗った1号車自由席は2列+3列。

福山から乗った時点では立っている人はおらず、B席にもまだ空きがありました。

福山→岡山の16分だけなら、自由席でも十分でした。

ただし、2列+2列の快適さを期待して「さくら」を選ぶのであれば、自由席ではそのメリットはありません。

そして岡山で短時間乗り換えをする場合は、乗り換え時間だけでなく「何号車から何号車へ移動するのか」まで確認しておくことをおすすめします。

今回のように1号車から16号車への移動では、7分は思っていた以上に短く感じました。

次回は2列+2列の「さくら指定席」に乗ってみたい

今回は行きも帰りも「さくら」の指定席には乗れませんでした。

そのため、

「2列+2列のさくら指定席が、のぞみ普通車と比べて実際にどのくらい快適なのか」

については、まだ自分の体験として比較できていません。

これは次回への宿題です。

今度は早めに指定席を確保し、

「岡山で乗り換える手間をかけても、さくら指定席を選ぶ価値があるのか」

実際に比べてみたいと思います。

※掲載している料金は、今回利用・検索した条件での金額です。新幹線の指定席料金は通常期・繁忙期・最繁忙期・閑散期などによって変わるため、利用時には最新の料金をご確認ください。


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