マンホールカードを求めて滋賀県内途中下車!立ち寄った駅付近で見つけた意外な魅力

普段、目的地までの移動は「できるだけ早く、効率的に」と考えがちですが、今回の旅はちょっと違いました。私は名古屋から京都へ向かう道中、「マンホールカード」を求めて、途中下車をしながら進むことに。

今回立ち寄ったのは滋賀県の守山駅・手原駅・草津駅の3カ所。これまで何度も通過していた駅ですが、降りてみると、そこには新たな発見がありました。

単なる移動ではなく、目的を持って途中下車することで、その土地ならではの文化や景色に触れられる—そんな旅の魅力をお伝えします。

マンホールカード集めが旅の目的になる楽しさ

マンホールカードは、全国の自治体が発行するコレクションアイテムで、デザインにはそれぞれの地域の特色が反映されています。

「ご当地マンホール」としての魅力だけでなく、カードをもらうには現地に足を運ばなければならないという条件も、旅の動機づけになります。普通の観光とは違い、行く先々で地元の風景や文化に触れられるのが面白いところ。

さらに、「1人1枚しかもらえない」 というルールがあるため、同じカードを複数手に入れることはできません。「この場所に来た証」としての価値があるのも、マンホールカードの魅力の一つですね。

今回の旅では、もともと守山市と草津市の2カ所でカードを入手する予定でしたが、途中で「手原駅(栗東市)も行けるかも?」と思い立ち、急遽立ち寄ることにしました。こんなふうに、予定を少し変更して気軽に寄り道できるのも、マンホールカード集めの醍醐味です。

途中下車した3駅とマンホールカードの紹介

① 守山駅(滋賀県守山市)


名古屋を出発し、まず最初に途中下車のが守山駅。駅の周辺は落ち着いた雰囲気で、大きな観光地というよりは、地元の人々の生活の場という印象でした。

マンホールカードの配布場所である施設に向かい、無事にカードをゲット!デザインは、守山市を象徴するモチーフがあしらわれていて、地域の特色が感じられるものでした。

守山は琵琶湖にも近く、自然豊かな街。カードを集めるだけでなく、もう少しゆっくり散策してみるのも良さそうです。

② 手原駅(滋賀県栗東市)

次に向かったのは、当初予定になかった手原駅(栗東市)。草津駅から草津線でわずか1駅ですが、1時間に1本しか電車がない時間帯もあるという不便さもあり、行くかどうか迷いました。でも、ちょうどタイミングよく電車が来るということで、「せっかくだから行ってみよう!」と決断。

意外だったのは、栗東市の中心は「栗東駅」ではなく、市役所がある手原駅のほうがメインということ。何度も栗東という地名を聞いたことはありましたが、実際に訪れてみないと気づけないことですね。

こうしたちょっとした発見も、途中下車旅ならではの楽しみです。

③ 草津駅(滋賀県草津市)

最後に降りたのは草津駅。草津というと群馬県の「草津温泉」をイメージする方もいるかもしれませんが、ここ滋賀の草津は、東海道と中山道が交わる交通の要衝として発展してきた町です。

マンホールカードのデザインも、歴史的な街並みをイメージしたものになっていて、見応えがありました。

さらに、駅の近くには「草津宿本陣」という歴史的な建物があり、江戸時代には大名や幕府の役人が宿泊した場所だったそうです。マンホールカードがきっかけで、こうした歴史にも触れられるのは嬉しいですね。

途中下車の魅力と気付き

今回の旅では、目的地(京都)に早く着くことを優先するのではなく、「途中下車しながら、寄り道を楽しむ」というスタイルをとりました。結果的に、今まで通過するだけだった駅にも降り立ち、その土地の歴史や文化に触れることができました。

途中下車旅の魅力をまとめると…
✅ 目的を持って降りると、新しい発見がある
✅ 普通なら見過ごしてしまう場所でも、実際に訪れることで印象が変わる
✅ 思いがけない歴史や街の個性に気づける

マンホールカードは、そんな「旅のきっかけ」を作ってくれる素晴らしいアイテムだと改めて実感しました。

今後も、このような「ちょっとした寄り道」を取り入れながら、旅を楽しんでいきたいと思います!

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