名古屋~京都をお得に旅する方法!途中下車でマンホールカード収集&京都・蹴上観光

JRの切符の買い方で安くする方法

名古屋から京都へ行く場合、新幹線を使えば早いですが、コストを抑えたいなら在来線が選択肢になります。しかし、在来線の普通乗車券を「名古屋から京都まで通しで購入する」のと、「名古屋~岐阜」「岐阜~京都」と区切って買うのでは料金が変わることをご存じでしょうか?

今回、私は後者の方法を試してみました。普通に通しで買うと2,640円(※2025年2月時点)ですが、途中で区切って買うと少し安くなります。具体的には、名古屋~岐阜と岐阜~京都に分けたところ、合計2,460円になり、180円節約できました。わずかですが、頻繁に利用するなら積み重ねで大きな差になります。

なぜこうなるのかというと、JRの運賃計算には「幹線と地方交通線の境界」や「区間ごとの最低運賃」などのルールが関係しています。こうした工夫で、ちょっとした節約ができるのも鉄道旅の面白いところですね。

マンホールカードを求めて途中下車の旅

今回の旅の目的の一つが「マンホールカード集め」です。マンホールカードは各自治体が発行するコレクションアイテムで、デザインも多彩。駅近くの観光施設などで無料配布されていることが多く、旅の楽しみの一つになっています。

私は名古屋から京都へ向かう途中、以下の3駅で下車しました。


守山駅(滋賀県守山市):都会の喧騒を感じず静かに過ごせる街。駅構内にある総合案内所にて、地元の特色が表れたデザインのマンホールをゲット。

手原駅(滋賀県栗東市):こちらも駅構内の観光案内所が配布場所になっていて、スムーズに受け取れました。

草津駅(滋賀県草津市):草津宿本陣などの歴史的スポットも近所にある駅。マンホールカードも特徴的なデザインでした。

こうして寄り道しながらの移動は、普通の移動とは違った楽しさがあります。マンホールカードを求めて滋賀県内途中下車!立ち寄った駅付近で見つけた意外な魅力

京都・蹴上(ケアゲ)観光とマンホールカード

京都に到着後、私は蹴上(けあげ)エリアへ向かいました。目的は琵琶湖疎水記念館でのマンホールカード収集でしたが、このエリアは歴史的に貴重な観光スポットが多くあります。

蹴上インクラインは、明治時代に作られた傾斜鉄道の跡地で、当時は舟を運ぶために使われていました。現在はレールが残っており、桜の季節には絶好の撮影スポットになります。

また、ねじりまんぽと呼ばれるトンネルも見どころの一つです。このトンネルはレンガが「ねじれる」ように積み上げられており、アーチの強度を高めるための工法として設計されました。トンネルを抜けると、明治時代の土木技術のすごさを感じられます。

蹴上は思っていた以上に観光客が多く、特にインクライン付近は写真を撮る人で賑わっていました。マンホールカードを目的に訪れましたが、歴史や風情を感じることができ、大満足の散策になりました。マンホールカードかつなぐ歴史散歩~蹴上で出会った近代土木の遺産

帰りはお得なバス移動

京都から名古屋に戻る際、私は高速バスを利用しました。JRの在来線を使うと約2,600円、新幹線なら5,500円ほどかかりますが、今回利用した高速バスはなんと1,600円!

予約なしで乗れる便も多く、時間帯によってはさらに安い場合もあります。今回乗ったバスは4列座席で少し窮屈でしたが、快適に過ごすことができました。所要時間は約2時間30分。途中一回トイレ休憩があります。新幹線よりは時間がかかりますが、コストを考えるとかなりお得です。


京都駅八条口の道路対面に雑然と点在していた複数のバス停留所を集約した停留所「G1・G2・G3」。大阪(伊丹)空港へのリムジンバスと、様々な会社の高速バスが発着する停留所となっていて、分かりやすく利用しやすいので、コスト重視の方にはおすすめの移動手段です。

まとめ(旅の感想•コツ)

今回の旅では、普通乗車券の買い方を工夫し、途中下車しながらマンホールカードを集め、蹴上の歴史的スポットも訪れました。さらに、帰りは格安バスで移動し、コストを抑えつつ充実した1日になりました。

この旅のポイントをまとめると…


・JRの切符は区切って買うとお得な場合がある

・マンホールカード集めをしながらの旅は楽しい

・蹴上は歴史的にも魅力的なスポットが多い

・京都~名古屋の移動は高速バスがコスパ最強


鉄道やバスを活用しながら、ちょっとした寄り道を楽しむことで、移動自体が観光になります。次の旅でも、新しい発見を求めて工夫してみたいと思います!

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