
先日、仕事で訪れた狭山市での会議のあと、思いがけず「マンホールカード収集の小さな旅」が始まりました。
目的地は羽田空港。しかし、ただ移動するだけではもったいない! ということで、道中の街を巡りながら、計4枚のマンホールカードを集める旅になりました。
鉄道とバスを駆使しながら、効率よく回れたこの一日をレポートします。
◆ 1枚目:狭山市市民交流センター(狭山市)

この日の出発地は埼玉県の狭山市市民交流センター。実は、会議でたまたま訪れたこの施設が、狭山市のマンホールカード配布場所でした。
これはもう「運命」ですね(笑)


受付の方にお願いすると、快くカードを渡してくれました。カードのデザインは、狭山市の鳥「おなが」、木「茶の木」、花「つつじ」を描いたものです。狭山茶の色合いをイメージした緑を基調とした配色になっています。
◆ 想定外の発見:稲荷山公園駅行きバス!
次の目的地は飯能市。当初は所沢駅を経由して西武鉄道で向かおうと思っていたのですが、ふとYahooで検索してみると、狭山市駅から稲荷山公園駅行きのバスがあることを発見!
このルートを使えば、狭山市駅から飯能駅まで乗車時間は正味約17分。待ち時間を含めても30分弱で到着できることがわかり、予定より早く飯能に到着できました。こういう発見がローカル旅の醍醐味ですね。
◆ 2枚目:飯能市 奥むさし飯能観光案内所(飯能駅)
飯能駅に着いたら、奥むさし飯能観光案内所まで徒歩約10分。マンホールカードはここで配布されています。


カードは、マンホール蓋の丸い形を親しみのある印鑑に見立て、シンボルマークの色を基本に「飯能」の文字を鮮やかにカラーリングしたデザインのものです。スタッフの方も親切で、「どこから来られたんですか?」と声をかけてくれ、ちょっとした旅人気分を味わえました。
◆ 八高線の意外な風景:基地の中を通る!?
飯能駅からは徒歩で東飯能駅へ移動し、ここからはJR八高線で拝島方面へ。
実はこの路線、東福生〜箱根ヶ崎間で横田基地の敷地内を走る区間があり、車窓からの景色に驚きました。
道路には高いフェンス、倉庫のような建物、米軍施設独特の雰囲気…ちょっと異国に迷い込んだような錯覚を覚える瞬間でした。偶然の発見でしたが、印象に残るポイントです。
◆ 3枚目:昭島観光案内所(昭島駅北口)
八高線から拝島駅で青梅線に乗り換えて、一駅先の昭島駅へ。駅北口すぐにある観光案内所で、昭島市1枚目のマンホールカードがもらえます。


カードのデザインは、今から200年前昭島周辺は海だったことを裏付けるように、市内の多摩川河川敷から骨格がほぼ揃ったクジラの化石が発掘されたことに由来して描かれています。駅近でアクセスもしやすく、立ち寄りやすい配布場所です。
◆ 4枚目:アキシマエンシス 郷土資料室(徒歩で移動)
実は昭島市にはもう1枚、2種類目のマンホールカードがあり、こちらはアキシマエンシス内の郷土資料室で配布中。昭島駅から徒歩約10分ほど。


資料館内では地元の歴史資料も見られるので、カード収集と同時にちょっとした学びにもなりました。ここでもらえるカードは、昭島市制70周年を記念して作製されたマンホール蓋が描かれています。上から空、土、水、地下水のイラストで構成され、水と緑をはぐくむまち昭島を表しているそうです。
◆ 中神駅へ徒歩移動 → 羽田空港へ
最後はアキシマエンシスから中神駅まで徒歩移動し、そこから立川へ。
立川からは南武線で川崎へ、さらに京急川崎から羽田空港へと向かいました。
気づけば、西武線・バス・JR八高線・青梅線・南武線・京急線…と、実に多彩な交通手段を使っていた旅に。
乗り継ぎはスムーズで、特に南武線からの京急乗り換えが非常に効率的でした。
◆ まとめ:カード4枚と、小さな発見の旅
今回の旅で手にしたマンホールカードは計4枚。
思いがけない会議後の出発から、移動ルートの工夫、ローカル鉄道の発見と、短い時間ながら**充実した「収集+探検旅」**になりました。
カード収集の目的があることで、普段なら立ち寄らない街へ行けたり、移動ルートにも工夫を凝らせるのが魅力です。
鉄道やバスを上手に組み合わせれば、効率よく多くのカードを集めることも可能。
興味がある方は、ぜひ「マンホールカード旅」試してみてください!
📝旅のポイントまとめ
地点 | カード配布場所 | 最寄駅 | 移動手段 |
---|---|---|---|
狭山市 | 市民交流センター | 狭山市駅 | 連絡通路直結 |
飯能市 | 観光案内所 | 飯能駅、東飯能駅 | どちらも徒歩10分 |
昭島市① | 観光案内所 | 昭島駅 | 北口階段下 |
昭島市② | 郷土資料室 | 昭島駅、中神駅 | どちらも徒歩10分 |