名古屋から富山へ移動するとき、
「できるだけ安く行きたい」「早く着きたい」「乗り換えは少なくしたい」など、目的は人によって違います。
そこで今回は、高い時期(繁忙期)でも使える“乗換1回以内”のルート5選をまとめました。
料金・所要時間・設備・メリット・デメリットを一覧で比較できるように整理しています。
① 高速バス(加越能)+ 在来線で富山へ|最安+快適設備
名古屋 → 高岡(高速バス) → 富山(あいの風とやま鉄道)
- 時刻:8:00 → 11:35(高岡)/11:42 → 12:03(富山)
- 料金:4,800円+390円
- 特徴:3列シート・Wi-Fi・トイレ付き。ひるがの高原で休憩あり。
メリット
- 約5,200円の優秀なコスパ
- 設備が快適(3列シート+Wi-Fi)
- 高岡で途中下車・観光も可能
デメリット
- 乗り換えは1回必要
- 高速道路の渋滞には影響を受ける
② 名古屋→富山 直通高速バス(名鉄バス)|シンプルで安い
名古屋 → 富山(乗換なし)
- 時刻:8:10 → 11:47
- 料金:5,800円
- 特徴:4列シートが中心。Wi-Fi・トイレなし車両もあり。
メリット
- 乗り換えゼロでシンプル
- 料金も比較的リーズナブル
デメリット
- 座席が狭め(4列)
- Wi-Fiなし車両がある
- 渋滞リスク
③ 特急しらさぎ + 北陸新幹線|最速ルート
名古屋 → 敦賀(しらさぎ) → 富山(北陸新幹線)
- 時刻:7:51 → 9:27(敦賀)/9:46 → 11:07(富山)
- 料金:10,470円
メリット
- 最速(約3時間16分)
- 車内が快適で揺れも少ない
デメリット
- 料金はやや高め
- 必ず敦賀で乗り換えが必要
④ 特急ひだ(直通)|景色を楽しみながら移動したい人向け
名古屋 → 富山(乗換なし)
- 時刻:8:43 → 12:32
- 料金:8,190円
メリット
- ワンシートで楽に移動できる
- 木曽川・飛騨川沿いの渓谷など絶景が続く
デメリット
- 所要時間は約3時間49分と長め
- 冬季の運休リスク
⑤ 東海道新幹線+北陸新幹線(東京経由)|本数が多く調整しやすい
名古屋 → 東京(東海道新幹線) → 富山(北陸新幹線)
- 時刻:7:48 → 9:24(東京)/9:32 → 12:04(富山)
- 料金:22,750円
メリット
- ダイヤの選択肢が豊富で計画が立てやすい
- 途中で東京観光も可能
デメリット
- 料金が最も高い
- 距離も大回りで時間がかかる
名古屋~富山「料金・時間」比較表(繁忙期)
| ルート | 所要時間 | 料金 | 乗換 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ① バス+在来線 | 約4時間03分 | 約5,190円 | 1回 | 最安+快適設備+高岡観光可 |
| ② バス直通 | 約3時間37分 | 5,800円 | なし | 格安・シンプル |
| ③ しらさぎ+新幹線 | 約3時間16分 | 10,470円 | 1回 | 最速・快適 |
| ④ 特急ひだ | 約3時間49分 | 8,190円 | なし | 景色重視 |
| ⑤ 東京経由新幹線 | 約4時間16分 | 22,750円 | 1回 | 本数多い・東京観光可 |
結論:目的別の“最適ルート”はこれ!
◆ 最安で行くなら → ① 高速バス(加越能)+在来線
コスパ・座席の快適さ・観光もすべて両立。
◆ 最速で行くなら → ③ しらさぎ+北陸新幹線
時間を優先するなら間違いなくこれ。
◆ 乗り換えなしで快適に → ④ 特急ひだ
景色を楽しみながらゆったり移動。
◆ 手軽さ重視 → ② 富山直通バス
とにかく「乗ったら着く」を重視したい人向け。
◆ 東京観光もセットで → ⑤ 東京経由新幹線
移動そのものを楽しみたい人に。


