ワイシャツは、ビジネスやフォーマルな場で必須のアイテムですが、普段スーツを着る機会がない人にとっては、どんなシャツを選べばいいのか悩むこともあるでしょう。
「とりあえず白シャツを着ればOK」と思って適当に選ぶと、サイズ感やデザインの違いで「なんとなくダサい」「だらしなく見える」といった印象を与えてしまうこともあります。
そこで今回は、スーツを普段着ない人でも簡単に取り入れられるオーソドックスなワイシャツの選び方と、やってはいけないポイントを紹介します。
まずは基本!ワイシャツの選び方
①素材選び:着心地とお手入れのしやすさが大事
ワイシャツの素材は大きく分けてコットン(綿)とポリエステルの2種類があります。
コットン100%(綿) … 通気性が良く、肌触りが柔らかい。高級感があるが、シワになりやすいのでアイロンが必要。
ポリエステルが入った生地 … シワになりにくく、お手入れが楽。吸湿性は低めなので、長時間着ると蒸れやすいこともある。
→ 迷ったら「形態安定(ノーアイロン)加工」のワイシャツがおすすめ! シワになりにくく、洗濯後のアイロンが不要なものも多いので、普段あまりワイシャツを着ない人でも扱いやすいです。
②サイズ選び:フィット感がカギ!大きすぎ・小さすぎはNG
ワイシャツは、サイズ選びを間違えると一気に「ダサい」「だらしない」印象になってしまいます。
大きすぎると… 肩が落ちてシルエットがだらしなく見える
小さすぎると… 窮屈で動きづらく、ボタンの隙間から肌が見えてしまうことも
【サイズのチェックポイント】
✔ 肩の縫い目がちょうど肩の位置にあるか
✔ 袖の長さが手首のくるぶしにちょうど届くか
✔ 胸やお腹周りに余裕がありすぎないか
→ 試着ができない場合は、自分の首周りと裄丈(ゆきたけ:首の付け根(背中側)から肩を通り、手首までの長さ)を測って選ぶと失敗しにくいです。
③カラーと柄:無難なのは白・薄いブルーの無地
「どんな場面でも使えるワイシャツが欲しい!」という人は、白や薄いブルーの無地を選びましょう。
ホワイト(白) … もっともフォーマルで清潔感がある。どんな場面でも使いやすい。
ライトブルー(薄い青) … 少し柔らかい印象を与え、ビジネスカジュアルにも適している。
→ 柄物を選ぶ場合は、細めのストライプなら比較的無難。チェック柄はカジュアル寄りなので、フォーマルな場には不向き。
④デザインの違い:襟やボタンにも注目
「オーソドックスなシャツ」と言っても、細かいデザインの違いで印象が変わります。
レギュラーカラー(標準的な襟) → どんな場面でも使いやすい
セミワイドカラー(襟がやや開いている) → 上品でスマートな印象
ボタンダウン(襟先にボタンが付いている) → カジュアル寄りなのでフォーマルな場には不向き
また、黒いボタンや重ね衿などデザイン性のあるものは、フォーマルな場では避けた方が無難です。TPOを考えて選びましょう。

やってはいけないワイシャツの着こなし
①シワだらけのシャツを着る
シワがあると、それだけで「だらしない人」と見られてしまいます。アイロンをかけるのが面倒な場合は、形態安定シャツを選びましょう。
②襟がヨレヨレのまま着る
襟の形が崩れると、清潔感がなくなります。襟がヨレてきたら買い替えのタイミングです。
③サイズが合っていない
ダボダボのシャツ → 体型がだらしなく見える
ピチピチのシャツ → 不自然な印象になり、ボタンが弾けそうに見える
→ ジャストサイズを選ぶことが大切!
④ボタンを開けすぎる
第一ボタンを外すのはOKですが、2つ以上開けるとカジュアルすぎる印象に。フォーマルな場では控えめに。
⑤インナーが透けている
白シャツの下に派手な色や柄のインナーを着ると、透けてしまいだらしなく見えます。肌に近い色(ベージュ系)のインナーを選ぶのがベスト!
まとめ:スーツを着ない人でもワイシャツ選びは簡単!
✔ 「形態安定」のシャツならお手入れ簡単!
✔ サイズはジャストフィットが基本!大きすぎ・小さすぎはNG!
✔ 迷ったら白かライトブルーの無地を選べば間違いなし!
✔ ボタンや襟のデザインにも気を配ると、より好印象に!
普段スーツを着る機会がない人でも、ワイシャツ選びの基本を押さえれば、フォーマルな場でも安心して着こなせます。ぜひ参考にして、自分にぴったりの一着を見つけてください!