2025年5月2日、大阪・関西万博へ行ってきました!名古屋からのアクセス、会場の様子、予約のコツ、そして帰りの快適な移動まで、これから行かれる方の参考になるようにレポートをまとめました。万博を存分に楽しむためのポイントも紹介しますので、ぜひチェックしてください!
名古屋から快適に大阪へ:「ひのとり」で移動

名古屋からは朝8時発の近鉄特急「ひのとり」に乗車。広々としたシートにコンセント付き、車内Wi-Fiも完備されていて、とても快適な移動でした。
万博会場へは直行バスが便利!

上本町のバス乗り場から、万博会場(夢洲)への直行バスを利用。全席指定&直行便なので、立ちっぱなしの電車移動に比べてかなり楽でした。事前予約は「KANSAI MaaS」というスマートフォンアプリで可能。料金は片道1,200円ですが、快適な移動を考えればおすすめです。
所要時間は当初40分と案内されていましたが、実際は行きが20分ちょっと、帰りは阿部野橋経由でも35分ほどとスムーズでした。
西ゲートからスムーズに入場

バスは西ゲートに到着。バスを降りてからゲートを通過するまで、10分以内で入場できました。現在の主流ルートは地下鉄で東ゲートから入場する方法ですが、東ゲートは混雑が予想されていたため、比較的空いている西ゲートを選択。結果として、混雑を避けてゆったりと会場に入ることができました。
会場の雰囲気:未来都市のような空間

万博会場はまるで未来都市のような雰囲気。巨大なパビリオンが立ち並び、各国の文化や技術が融合した空間が広がっていました。中央の大屋根リングは、会場全体を見渡せる絶景スポットで、ここからの眺めは圧巻。夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
また、場内には無料給水所が設置されており、暑さ対策も万全。しかし、広い会場には日よけや雨除けができる場所が少なく、特に夏の猛暑の時期は心配です。炎天下での長時間の待ち時間を避けるためにも、帽子や日傘、冷却グッズを持参することをおすすめします。
予約のコツ:事前予約と当日予約の戦略

万博のチケットを購入すると、「2ヶ月前予約」「7日前予約」「空き枠先着(3日前予約)」の3種類の予約枠が利用できます。
7日前予約(抽選制)
第1希望から第5希望までパビリオンを選んで申し込む抽選形式。今回は幸運にもカナダパビリオンを予約できました。
空き枠先着(3日前予約)
予約開始は深夜0時。私は0時前からスタンバイしていましたが、すでに約1万6千人がアクセス待ち! 実際に予約画面に入れたのは0時17分ごろでした。それでも「未来の都市」パビリオンの予約に成功。まさにタイミングと運の勝負です。
当日予約
入場後10分経たないと予約操作はできません。今回は4人で訪れたため、全員分の当日予約を取るのは難しく、個別で予約を狙う方が現実的でした。私は午前11時20分ごろに入場し、16時15分からのNTTパビリオンの枠を予約できました。
予約で入れたパビリオンの詳細
カナダパビリオン:拡張現実でカナダを体験

カナダパビリオンでは、入館するとタブレット端末を貸し出され、展示物にかざすことで拡張現実(AR)を活用した体験ができました。カナダの10州・3準州の文化や自然が映し出され、氷のオブジェにカメラを向けるとバンクーバーの「カナダプレイス」や停泊するクルーズ船が画面に現れるなど、視覚的に楽しめる展示が満載でした。
NTTパビリオン:「過去から未来へ」通信の進化を体験

NTTパビリオンでは、通信技術の進化を体験できる3つのゾーンがありました。
- Zone1では、手紙、モールス信号、黒電話、スマートフォンなどの通信手段の変遷を映像とともに学びました。
- Zone2では、テクノポップユニット「Perfume」のライブパフォーマンスのリアルタイム3D伝送を体験。
- Zone3では、IOWN(アイオン)技術を活用した未来のバーチャルコミュニケーションを体験。
未来の都市パビリオン:2035年の都市課題を考える

「未来の都市」パビリオンでは、Mirai Theater(ミライシアター)で未来都市の課題を考える参加型シアターショーに参加しました。
また、川崎重工業の「ALICE Cabin」と「ALICE Rail」では、キャビンごと電車や飛行機、船に自動で接続され、乗り換えなしで移動できる次世代モビリティが紹介されていました。
クボタの「汎用プラットフォームロボット」では、完全無人化で環境にも人にもやさしい農業を実現するシステムが展示されていました。
まとめ

大阪・関西万博は、一日では回りきれないほど魅力的なパビリオンが詰まっています。事前にしっかり作戦を立ててテーマ別に回るのもおすすめですし、私のように「効率よく、でも気ままに」楽しむスタイルもアリです。
特に夏場は暑さ対策が重要なので、日よけグッズを準備し、こまめに休憩を取りながら楽しんでください!
ぜひ、皆さんも未来を体験しに行ってみてください!