
日曜日、恵那から岐阜方面へ向かう移動の途中、立ち寄ったのが岩村城と岩村城下町でした。移動全体で見ると約2時間ほど。その限られた時間の中で、日本三大山城のひとつとされる岩村城の“頂上まで行く”ことを目標にしました。
まずはアクセスの現実から
事前には「場合によってはタクシー利用も考えよう」と思っていましたが、現地で分かったのはタクシーは8月で営業終了していたという事実でした。これは正直、現地に行かないと分からないポイントです。

その代わり、たまたま1日2便しかないコミュニティバスがあり、それに乗って岩村歴史資料館まで向かうことができました。運が良かった、というのが正直な感想です。
※ここから先は「歩き」が前提になります。
岩村城とはどんな城か

岩村城は、岐阜県恵那市岩村町にある山城で、標高約717m日本三大山城のひとつ日本百名城にも選定されている名城です。特徴は何といってもその高さで、現存する城跡の中では国内でも屈指の高所に築かれた城とされています。城そのものは天守が残っているわけではありませんが、六段にわたる石垣山の尾根を生かした曲輪配置などから、戦国時代の山城らしさを強く感じることができます。また、岩村城は「女城主の城」としても知られています。戦国時代、織田信長の叔母にあたるおつやの方が城主を務めたことで有名で、城下町と合わせて歴史を感じられる点も魅力です。今回訪れて感じたのは、岩村城は> 見る城というより、登って実感する城だということでした。
資料館から山頂までの距離と時間

岩村歴史資料館から岩村城本丸までは、
- 距離:約800m
- 登り:約20分弱
- 下り:約15分強
という体感でした。
数字だけ見ると短く感じますが、油断は禁物です。特に前半がしっかりきついです。
標高差と坂のきつさ(体感+事実)

岩村城本丸の標高は約717m。資料館付近はおおよそ標高530〜540m前後とされており、
- 全体の標高差は約180m前後
になります。
実際に登ってみて強く感じたのは、
- ふもとから途中までで、かなり一気に登る感覚があること
です。
体感としては、
- 残り約300m地点までで、約140mほど登った印象
- 残り300m〜山頂までは、登りは約40m程度
この感覚は、全体の標高差約180mという数字ともよく合います。
特に、残り300m地点までは急な坂が続き、心が折れそうになるくらい、心理的にも体力的にも一番きついところでした。ただ、そこを越えると「意外といけるかも」と思えるのが岩村城の特徴でもあります。
雨の日ならではの注意点

この日は雨上がり、というよりほぼ雨の中でした。
- 石畳がとにかく滑る
- 靴底をかなり気にしながら歩く必要がある
正直、「転ばないこと」に神経を使いました。晴れていればまた印象は違うと思いますが、雨の日は無理をしないのが大切です。
トイレと休憩事情(重要)
これはこれから行く人にぜひ伝えたい点です。
- トイレは岩村歴史資料館にしかありません
- 登り始めると、
- トイレなし
- ベンチなどの明確な休憩スポットなし
つまり、
登る前に必ずトイレを済ませること
これは必須です。体調管理の意味でも、ここは事前に知っておくと安心です。
山頂の景色について

山頂の景色は、天候の影響を強く受けます。
この日は曇り空で、
- 市街地はあまり見えず
- 景色としては「まあまあ」という印象
でした。とはいえ、
ここまで登ってきた、という達成感
はしっかりあります。岩村城は「景色を楽しむ城」というより、「登って味わう城」だと感じました。
まとめ:岩村城は「知って登る城」

岩村城は、
- 距離は短い
- でも前半はしっかりきつい
- 標高差は約180m
- トイレと天候対策が重要
という、事前情報の有無で満足度が大きく変わる山城です。
恵那から岐阜へ向かう途中、2時間という限られた時間でも、しっかり印象に残る場所でした。次は天気の良い日に、また違う表情を見てみたいと思います。


