
〜物流業界の立場から見た「次の商用車のかたち」〜
11月2日(日)、東京ビッグサイトで開催中の「Japan Mobility Show 2025」に行ってきました。開場は午前10時。入場までは30分ほど並びましたが、思ったよりスムーズでした。初めての参加でしたが、商用車やトラックの展示を中心に、最新の動きを体感することができました。
🚗 まずは「センチュリー」からスタート
会場では、ある方のアドバイスでトヨタの「センチュリー」エリアへ。60分待ちの表示がありましたが、実際は10分ほどで見ることができました。オレンジ・シルバー・白の3色が展示されており、周囲にはカメラを構える人が絶えません。車の存在感もさることながら、静粛性や高級感を近くで感じられる貴重な機会でした。



🛞 レクサス6輪モデルも登場
続いて話題のレクサス6輪コンセプトカーへ。未来のモビリティを象徴するようなデザインで、来場者の注目を集めていました。運転席から後方までの流れるようなラインは、まさに「移動空間の進化」を感じさせます。

🚚 商用車エリアでは「水素」と「電気」が主役
今回のショーで印象的だったのは、トラックメーカー各社が「電動化」に力を入れていたことです。いすゞ、日野、BYDなどが出展し、特に水素トラックと電気トラックが前面に押し出されていました。
1〜2トン級の電動小型トラックも多数登場しており、都市部配送やラストワンマイル対応への実用化が近いことを実感しました。一方で水素車は、航続距離の長さと短時間充填が魅力。将来的には長距離輸送の主力になる可能性を感じました。




👀 物流現場で感じるリアルとのつながり
運輸や物流に携わる立場から見ると、今回の展示は「未来の話」ではなく「もう現実の入口」に来ていると感じました。 ただし、インフラ(充電・水素ステーション)や車両コストの面では、まだ課題も多い印象です。現場が使いやすい形で広がっていくか、これからの数年が勝負どころでしょう。
🏁 初めてでも十分楽しめるイベント
会場全体はかなり混雑していましたが、順路や案内がわかりやすく、初めてでも楽しめました。 特に商用車の展示は「仕事」と「未来」をつなぐような内容が多く、現場で働く者にとっても刺激のある時間でした。
📝 まとめ
Japan Mobility Show 2025は、商用車や物流の未来を肌で感じられる貴重なイベントでした。 水素と電気という新しい動力源の広がりは、まさに「次の輸送の形」を予感させます。 現場で働く人間として、これからの変化をどう取り入れていくか、考えるきっかけにもなりました。
💡次回へのヒント
- 開場30分前には到着しておくとスムーズ
- 飲食エリアは西ホールのほうが比較的空いている
- 写真撮影スポットは午前中の方が人が少ない



